微庵の論語メモ

現代語訳は可能な限り原文に忠実に、かつ分かり易くを心がけております。

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

詩を学ぶ意義

人類は 文字を発明する遙か前から 詩を作り伝承していた。 詩は言葉や文章を 一定のリズムや韻律で並べ、 人々に感動を与える。 感動は人々の心を洗い清める。 心が洗い清められると 悪いことをしたいと思わなくなる。 だから孔子先生は詩を学ぶことを 推奨…

従心―七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず(論語、為政第二④)

孔子先生は 「七十にして 心の欲する所に従えども、 矩を踰えず」と言われた。 子曰わく、吾十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順い、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず。(為政第二…

耳順―六十にして耳順い(論語、為政第二④)

孔子先生は 「六十にして耳順い」と言われた。 子曰わく、吾十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順い、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず。(為政第二・仮名論語12頁) 孔子先生が言…

知命―五十にして天命を知り(論語、為政第二④)

孔子先生は 「五十にして天命を知り」と言われた。 子曰わく、吾十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順い、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず。(為政第二・仮名論語12頁) 孔子先生…

不惑―四十にして惑わず(論語、為政第二④)

孔子先生は 「四十にして惑わず」と言われた。 「惑わず」といえば 「知者は惑わず」という言葉もある。 子曰わく、知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず。(子罕第九・仮名論語125頁) 孔子先生が言われました。 「知者は迷わない。仁者は余計な心…