微庵の論語メモ

現代語訳は可能な限り原文に忠実に、かつ分かり易くを心がけております。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

謹みて信(論語、学而第一⑥)

「謹」を「慎」として解釈する。 すると、 大学や中庸にある 「君子は独りを慎む」と 合わせて読むことができる。 子曰わく、弟子、入りては則ち孝、出でては則ち弟、謹みて信、汎く衆を愛して仁に親しみ、行いて余力あれば、則ち以て文を学べ。(学而第一・…

自粛は最善か?

熊本地震の一日も早い収束と、 被災された方々が平穏な暮らしを 取り戻せるよう心底祈願する。 募金する。 あとは普段通り 自分の置かれた立場で最善を尽くす。 被災された方が身近にいなければ、 自粛する必要はないと思う。 子、喪ある者の側に食すれば、…

「民進」ではなく、「民親」の方が良かった

民主と維新がくっつけば、「民新」となるはず。 「新民」は大学三綱領の「親民」を朱子が読み替えたもの。 「民に親しむ」という同じ目線から 「民を新たにする」という上から目線になってしまった。 このことを考えれば、 「民進」ではなく、「民親」の方が…