微庵の論語メモ

現代語訳は可能な限り原文に忠実に、かつ分かり易くを心がけております。

2024-01-01から1年間の記事一覧

「諸を己に求む」の「諸」は何故「責」なのか

「内に自ら訟むる」(公冶長)から導ける。 公は、明け透けという意味がある。 たしかに松の葉は明け透けている。 訟は、明け透けにものを言う、つまり責めるという意味がある。

辞気を出だす

辞気を出だすは 臍下(せいか)の一点に気を集める、 と解釈しようと思う。

見尾勝馬「和歌論語」

見尾勝馬「和歌論語」は 昭和8年に出版された本。 古本屋で探すしかない。 論語約500章全てを和歌で表現している。 解説などは無い。 角川文庫「ポケット論語」には 原文、書き下しと共に 和歌論語も併記されている。 まずはポケット論語を探してみようと思…