微庵の論語メモ

現代語訳は可能な限り原文に忠実に、かつ分かり易くを心がけております。

心はいくつになっても成長する

肉体のピークは20代だろうが、
心はいくつになっても成長する。
 
 
曽子曰わく、士は以て弘毅ならざるべからず。任重くして道遠し。仁以て己が任と為す、亦重からずや。死して後む、亦遠からずや。(泰伯第八・仮名論語102頁)
曽先生が言いました。
「士には広くて強い心がなくてはならない。士の任務は重く、道は遠いからである。仁を自分の任務とする、何と重いことだろうか?死んでようやくその任務が終わる、何と悠遠なことだろうか?」