微庵の論語メモ

現代語訳は可能な限り原文に忠実に、かつ分かり易くを心がけております。

「仁」とは(日本人がよく孔子の教えを理解した証拠)

(前回「礼」は「仁」の形からの続き)
(前回「君子はどんな人か?」からの続き)
 

論語の伝来は、
応神天皇の時代とされる(日本書紀古事記)。
当時の日本人は、
たちまちに論語を理解したものと思われる。
仁が人(ひと)と訓読みされているからである。

「仁」とは、
「人の道」そのものと考えて良いのだと思う。
 
 
仁は人なり。(中庸第二十章・仮名中庸37頁) 

(関連記事:中庸は孔子の真意
 
 
では、「人の道」とは?(つづく