2013-06-21 「仁」とは(日本人がよく孔子の教えを理解した証拠) 論語と日本 #倫理学 (前回「礼」は「仁」の形からの続き) (前回「君子はどんな人か?」からの続き) 論語の伝来は、 応神天皇の時代とされる(日本書紀・古事記)。 当時の日本人は、 たちまちに論語を理解したものと思われる。 仁が人(ひと)と訓読みされているからである。 「仁」とは、 「人の道」そのものと考えて良いのだと思う。 仁は人なり。(中庸第二十章・仮名中庸37頁) (関連記事:中庸は孔子の真意) では、「人の道」とは?(つづく)