微庵の論語メモ

現代語訳は可能な限り原文に忠実に、かつ分かり易くを心がけております。

(お彼岸)お墓参りは子どもを連れて

3月20日は春分の日ですね。
この日を中日にして、前後3日ずつの7日間がお彼岸となります。
 
このお彼岸を機会に、お墓参りに行きましょう。
お子さん、お孫さんを連れて行きましょう。
本当にご先祖様が目の前にいらっしゃるかのように、
心を込めてお参りします。
きっとそのお子さん・お孫さんは
徳の厚い大人に成長してくれることでしょう。
 

祭ること在(いま)すが如くし、神を祭ること神在すが如くす。(八佾第三・仮名論語28頁)
孔子先生は、ご先祖様をお祭りするときはご先祖様が目の前にいるかのように、神様を祭るときは神様が目の前にいるかのように、心を込めてお祭りされました。
 
 
曽子曰わく、終を慎み遠きを追えば、民の徳厚きに帰す。(学而第一・仮名論語5頁)
曽先生が言われました。
「親の最期を心から丁重にして、そして先祖の祭礼を心を込めて手厚く行えば、人々の徳は厚くなるものだよ。」