2015-08-14 サイパン陥落して降伏せず、これを過ちという 論語と日本 #倫理学 グアム→パラオ→フィリピン→硫黄島→日本本土への大空襲→沖縄での地上戦→広島・長崎への原爆投下 このように、 70年前の戦争によって 犠牲となった方々の大多数は サイパン陥落後であった。 サイパン陥落は 日本本土がB29による爆撃射程圏に入ることを意味した。 この時点で日本の負けは決定的だった。 にもかかわらず、 日本は降伏しなかった。 いや、当時の日本社会が降伏を許さなかったのだろう。 http://blogs.yahoo.co.jp/rihito141/11841494.html それが為に、 多くの人が命を落とした。 もちろん、 戦争を始めたのは間違い。 だが、もっと間違いだったのは サイパン陥落の時点で降伏しなかった、できなかったことなのではないか? 子曰わく、過ちて改めざる、是を過ちと言う。(衛霊公第十五・仮名論語239頁) 孔子先生が言われました。 「誤っているのに改めない。これが本当の誤りなのだよ」 子、怪・力・乱・神を語らず。(述而第七・仮名論語88頁) 孔子先生は、妖怪的なこと・暴力的なこと・背徳的なこと・神秘的なことは話されませんでした。