前回見てきたように、
「楽しく学び実践すること」は
論語の三大テーマの一つ。
孔子先生が実践を重んじていたことは
次の章句からも分かる。
子、四を以て教う。文、行、忠、信。(述而第七・仮名論語90頁)
孔子先生は、次の四つの目的をもって教えられた。
①読書②実践③誠実④信義。
子曰わく、弟子(ていし)、入りては則ち孝、出でては則ち弟、謹みて信、汎く衆を愛して仁に親しみ、行いて余力あれば、則ち以て文を学べ。(学而第一・仮名論語3頁)
孔子先生が言われました。
「若者よ。家では孝を行い、外では弟(目上に穏やかに従うこと)を行い、謹んで信を心がけ、広く人々を敬愛し、仁に志す人に親しむのだ。その上で余力あれば、書物に学ぶことだ」
孔子先生が言われました。
「若者よ。家では孝を行い、外では弟(目上に穏やかに従うこと)を行い、謹んで信を心がけ、広く人々を敬愛し、仁に志す人に親しむのだ。その上で余力あれば、書物に学ぶことだ」