微庵の論語メモ

現代語訳は可能な限り原文に忠実に、かつ分かり易くを心がけております。

論語とスポーツ

自分はどれだけ確立していたのか?

自分たちのサッカーを追求する道は 間違っていないはず。 だが果たしてその自分は どれだけ確立していたのだろうか? 自分は「自らを分ける」と書く。 他人と切磋琢磨して初めて 他人との違いを知ることができ、 自らを分けることができる。 日本代表はまだ …

ベースを回るスピード

かつて 王や長嶋はホームランを打っても ベースを回るスピードが速かった。 相手投手にとって辛い時間を早く終わらせるためという。 今の選手は割とゆっくりベースを回る。 ファンに喜んでもらう時間を多く作るためだろうか? 自分に注目してもらうためだろ…

微妙な判定を責めるより

プレーが微妙だから 判定も微妙になるのは当然のこと。 どちらに判定しても批判はあっただろう。 微妙なことをとやかく責めるより、 W杯開幕戦で勇気ある判定を下し、 それを貫いた。 その勇気は称賛されるべきだと思う。 子曰わく、(中略)義を見て為さざ…

対戦相手に敬意を表す

対戦相手がいるからこそ スポーツができる。 対戦相手に敬意を表すのは このためだろう。 子曰わく、君子は争う所無し。必ずや射(しゃ)か。揖譲(ゆうじょう)して升(のぼ)り下り、而(しこう)して飲ましむ。其(そ)の争いや君子なり。(八佾第三・仮…

これを「横綱の品格」という(?)

新横綱・日馬富士は、記者会見で、どういう横綱をめざすのかと問われ、 「私は私なので、自分の相撲を磨いていきたい」と答えたという。 また、全力士の模範となる地位の重みについて問われ、 「今までも見本になることを自分なりにやってきた。やるべきこと…

なでしこに見る「和」

今朝の女子サッカー準決勝で先制点を決めたのは、 FW大儀見優季選手でした^^ その大儀見選手は、とても意志の強いお方のようです。 その意志の強さがチーム内に摩擦をもたらしたことがあったとされます。 昨夏のW杯グループリーグ、イングランド戦でのこと…