前回からの続きです。
(前回http://blogs.yahoo.co.jp/rihito141/8067160.html)
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どうすれば逆境に負けない強い心、大志を持てるのでしょうか?
次の章句がヒントになりそうな気がしています。
子曰わく、天、徳を予(われ)に生(な)せり。桓魋(かんたい)其(そ)れ予を如何せん。(述而第七・仮名論語89頁)
孔子先生が言われました。
「天は、私に徳を授けている。桓魋ごときが私に何ができようか。」
孔子先生が言われました。
「天は、私に徳を授けている。桓魋ごときが私に何ができようか。」
桓魋という人は、宋の国の軍務大臣で、
孔子を殺そうとしていたようです。
孔子を殺そうとしていたようです。
ここで孔子が言っている「徳」とは、
天命と同じ意味のように思われます。
天という偉大な存在から崇高な使命を与えられているから、
「桓魋ごときが私に何ができようか」という
強い心を表すことができたのだと思います。
天という偉大な存在から崇高な使命を与えられているから、
「桓魋ごときが私に何ができようか」という
強い心を表すことができたのだと思います。
この「徳」という漢字は、
もともと「悳」であったようです(漢字源より)。
「徳」=「悳」=「直+心」=「真っ直ぐな心」となります。
「徳」=「悳」=「直+心」=「真っ直ぐな心」となります。
自分の心を真っ直ぐにすると見えてくるのが、
自分の徳であり、天命=天から与えられた使命のように思われます。
ということは、
自分の心を真っ直ぐにすれば、
天命を自覚することができ、強い心・大志を持てるようになると言えそうです。
でもどうすれば、
自分の心を真っ直ぐにできるのでしょうか。
さらに次回に、続けます。