今冬は寒さが厳しいです。
寒いといえば、
思い出されるのが次の章句です。
子曰わく、歳(とし)寒くして、然(しか)る後(のち)に松柏(しょうはく)の彫(しぼ)むに後(おく)るるを知るなり。(子罕第九・仮名論語124頁)
孔子先生が言われました。
「寒さが厳しくなって初めて、松や柏が他の木と違ってしぼまないのが分かる。」
孔子先生が言われました。
「寒さが厳しくなって初めて、松や柏が他の木と違ってしぼまないのが分かる。」
人間も逆境になって初めて、芯の強さ、心の強さが分かるということです。
他にも、同じような章句があります。
子曰わく、三軍も師(すい)を奪うべきなり。匹夫(ひっぷ)も志(こころざし)を奪うべからざるなり。(子罕第九・仮名論語123頁)
孔子先生が言われました。
「どんな大軍でも総大将が捕虜になってしまうことはある。しかし、人の大志や強い目標というものは、どんな平凡な人からさえも、奪い取ることはできないのだよ。」
孔子先生が言われました。
「どんな大軍でも総大将が捕虜になってしまうことはある。しかし、人の大志や強い目標というものは、どんな平凡な人からさえも、奪い取ることはできないのだよ。」
とはいえ、
どうすれば逆境に負けない強い心、大志を持てるのでしょうか?
長くなりそうなので、次回に回します。