微庵の論語メモ

現代語訳は可能な限り原文に忠実に、かつ分かり易くを心がけております。

夕方、西の空に強く輝く二つの星

夕方、西の空に強く輝く二つの星が気になって、調べてみました。
木星と金星のようです。
3月26日には、金星・細い月・木星が等間隔で並ぶという、とても面白い光景が見られるそうです。
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/index-j.shtml

星つながりで、論語のこんな章句を思いました。

子曰わく、政を為すに徳を以てすれば、譬(たと)えば北辰(ほくしん)(そ)の所に居(お)りて、衆星(しゅうせい)之に共(むか)うが如し。(為政第二・仮名論語11頁)
孔子先生が言われました。
「政治が徳(道義)に基づいているのであれば、たとえば北極星を中心に星が集まるように、その徳を慕って多くの支持が集まるようになる。」

 
党利党略に基づいた政治にはもう、うんざりです。