微庵の論語メモ

現代語訳は可能な限り原文に忠実に、かつ分かり易くを心がけております。

和して同ぜず(論語・子路第十三㉓)

付和雷同を戒めるものとして
解釈するのも良い。

または、
大学の三綱領「民に親しむ
に関連づけて、
次のように解釈するのも良いように思う。


子曰わく、君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。(子路第十三・仮名論語196頁)
孔子先生が言われました。
「君子は民との親和を図る。民に同化を強いるようなことはしない。これに対し小人は、民に同化を強い、民と親和することは無い」