青春とは
人生のある期間ではなく、
心の持ちかたを言う…
年を重ねただけで人は老いない…
米国の詩人サミュエル・ウルマンの「青春」（作山宗久訳）より。
孔子も年を重ねても
青春であったと思える。
葉公、孔子を子路に問う。子路対えず。子曰わく、女（なんじ）奚ぞ曰わざる、其の人と為りや、憤を発しては食を忘れ、楽しんでは以て憂を忘れ、老の将に至らんとするを知らざるのみと。（述而第七・仮名論語８７頁）
葉公（楚国葉県の長官）が、孔子先生の人柄について子路に尋ねました。
葉公（楚国葉県の長官）が、孔子先生の人柄について子路に尋ねました。
子路は答えることができませんでした。
孔子先生が言われました。
「お前はどうしてこう答えなかったのだ。『道を求めて得られないときには自分に対して憤りを起こして食事さえも忘れ、道を会得して楽しんでは心配事も忘れ、老いがすぐそこに迫っていることも気づかないような人だ』とね」
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