微庵の論語メモ

現代語訳は可能な限り原文に忠実に、かつ分かり易くを心がけております。

なぜ学校の先生が多忙なのか?

OECDの調査が発表され、
我が国の中学の先生は
調査参加34ヶ国中最も勤務時間が長い
という結果が出たようだ。
 
 
なぜ学校の先生の勤務時間が長いのだろうか?
 
 
思うに、
現代の我が国の多くの家庭では
宗教教育がなされていない。
 
宗教の宗は本という意味であるから、
宗教とは本来は
「人の本となる教え」という意味である。
 
家庭で宗教教育がなされていないから
学校の先生の負担が増えてしまうのではないだろうか?
 
 
曽子曰わく、終を慎み遠きを追えば、民の徳厚きに帰す。(学而第一・仮名論語5頁)
弟子の曽先生が言いました。
「親の最期(葬儀)を丁重にして、そして先祖の祭礼を手厚く行えば、人々の徳は厚くなるものだよ」