2015-11-12 生きてる意味は必ずある 微の顕なるを知らば #哲学 生きてる意味は必ずある。 季路、鬼神に事えんことを問う。子曰わく、未だ人に事うること能わず、焉んぞ能く鬼に事えん。曰わく、敢て死を問う。曰わく、未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん。(先進第十一・仮名論語146頁) 季路(子路)が孔子先生に尋ねました。 「神や鬼など人智を超越した存在にお仕えするには、どうしたら良いでしょうか?」 孔子先生は答えられました。 「まだ人にさえ充分に仕えることができないのに、どうして神や鬼などに仕えることができるだろうか?」 子路は更に、「死」について尋ねました。 孔子先生は答えられました。 「まだ自分がこの世に生まれてきた意味さえもよく分からないのに、どうして死が何であるか分かるだろうか?」